2025年11月20日木曜日

キース・ジャレット/グレッグ・ベア

 



Keith Jarrett・Charlie Haden
「JASMINE」
近所のブックオフで400円だった。



奥の写真はキース・ジャレットの手。
Keith Jarrett(Piano)
「24のプレリュードとフーガ」
これは図書館で借りたCDの裏表紙。
表には図書館のシールがべたべた貼ってあって残念なので。
でも、この手、良い。
長く手を使ってきた職人のよう。



キース・ジャレットは
「ケルン・コンサート」しか聴いたことなかった。
ベタです。


彼が慢性疲労症候群になって療養していたころの
The New York Timesの古い記事を読んで
ケルン以外のなにかを聴いてみようかなと思った。
「JASMINE」は可愛いタイトルとカワイイお値段が気に入って。

2007年に自宅で録音されたジャスミン。
とても清らかで優美。
この冬はじめて火を入れたストーブの燃える部屋で
天井の蛍光灯は消してスタンドの灯りで聴いていると
ああ、スピーカーで音を流せる部屋作って良かったぁと思う。

お酒が飲みたくなる。
琥珀色の強いお酒か金色の泡の立ち昇るお酒。
コントラバスと一緒だとなんともピアノがまろやか。








グレッグ・ベア「鏖戦/凍月」


いまとは全く異なる姿・思考に変容した人類が
異星種族を宿敵として悠久の戦いを続ける遥かな未来の物語。

なぜこんな戦闘モノ?ましてハードSF?
と思ったけど、考えてみるとけっこうハードSFは読んでるんだよね。
アンディ・ウィアー、アシモフ、カール・セーガン
スタニスワフ・レム、小松左京…
最新の科学知識追いつかない(どころか基礎も持ってない)くせに
科学が描き出す未知の世界が好きで。

グレッグ・ベアは知らない作家だったけど
題名に惹かれたのかな。

鏖戦(おうせん)皆殺しするほどの激しい戦い
凍月(いてづき)月の地下に存在する絶対零度の貯蔵庫

読んでみたらなかなかクールでスタイリッシュというか
岡野玲子か萩尾望都の絵、どちらも昔の作画タッチで
場面が浮かんでくる感じで良い。

で。
「鏖戦」を読みながら「JASMINE」を流してたんだけど
めっちゃ合わなくて(笑)

「24のプレリュードとフーガ」にスイッチしたら
刺さるようなピアノの音が炸裂する星々の冷たい光のようで
小説世界の緊張感と似合うBGMになった。




「ケルン・コンサート」
「JASMINE」
「24のプレリュードとフーガ」
3タイトル、まったく違う音。
でもキース・ジャレットなんだろうな。



現在80歳。
脳梗塞患って2018年から演奏はおこなっていないとか。




2 件のコメント:

  1. 私も若い頃は、奇声を発する(失礼!)キース・ジャレットが意外に苦手だったのだけれど、後にやっぱり好きになって。でもそんなに聴いていないんだけどね。「ケルン・コンサート」の次に、慢性疲労症候群が良くなってきた頃に初めて自宅録音した"The Melody at Night, With you" というアルバムが結構好き。ちょっとまだたどたどしい?って音が残っている様な気もしつつ、奥さんに捧げられているアルバム。今でも、ソロコンサートとトリオを観に行けたのは良かったなぁと思い返したりします。

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    1. バッハをハミングしちゃうグレン・グールドとかね(笑)初めて聞いた時は「ん?なんか聞こえる?」と思ったけれど、演奏しながら音楽のエクスタシーに呑まれてるんだろうねぇ。羨ましいような気も?(笑)
      「The Melody at Night, With you」聴いてみた。やさしい音だね。
      これもストーブ&ピアノで良い感じ♪

      やっぱりAmazon・musicのunlimited便利だなぁ。
      解約しようかと思ってたけど、もうちょっと続行しようかな。

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