友人が誘ってくれて川井郁子のステージを
新国立劇場へ聴きに行く。
川井郁子はバイオリニストと知っているだけ。
第一幕の音楽舞台というのがどういうのかもわからなかったけれど
N響の弦楽アンサンブルにハープやコントラバス
和楽器の奏者が8人で
なかなか贅沢な舞台になりそうと思い出かける。
第一幕の演目「源氏物語」、とても良かった。
林真理子の「源氏がたり」から
六条御息所に扮した川井郁子が
オリジナル曲をバイオリンで演奏し、語る。
バイオリン弾きながら演じるって文字で見ると
なんだかちぐはぐなイメージになっちゃうけれど
川井郁子の語りの声も良くて
源氏に裏切られて生霊になってしまう六条御息所の哀れを
演じて美しかった。
打掛風のドレスの袖からバイオリンの弓が伸びた姿は
能「葵上」の舞台で鬼になった六条御息所が打杖を持つ姿にも似ていて
スクリーン越しのシルエットの演出も効果的でとても良かった。
第二部は楽曲演奏。
チャールダーシュ
ヴィヴァルディ「夏」第三楽章
ロミオとジュリエット
もののけ姫
<和楽器演奏>
荒城の月
赤い月
白鳥の湖
ミャークの風
時の彼方に
第一部のほうもそうだったけれど
洋楽器と和楽器が違和感なく溶け合っていて惹き込まれて聴いた。
荒城の月では和楽器の演奏が主で進んで
途中から川井郁子の演奏が入るのだけど
鳴っているのは彼女のバイオリン一台なのに
ものすごく何層にも重なった音が響いてきて
バイオリンという弦楽器凄いなぁと驚く。
やっぱり、クラシックな楽器の演奏を
ホールで聴きに行きたいなぁと思った。
和でも、洋でも。
川井郁子が
演奏の最後に大きく弓を振って円を描き曲を止めるところ
とてもカッコ良かった。






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