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2026年6月8日月曜日

川井郁子 音楽舞台・第二夜

 



友人が誘ってくれて川井郁子のステージを
新国立劇場へ聴きに行く。

川井郁子はバイオリニストと知っているだけ。
第一幕の音楽舞台というのがどういうのかもわからなかったけれど
N響の弦楽アンサンブルにハープやコントラバス
和楽器の奏者が8人で
なかなか贅沢な舞台になりそうと思い出かける。


第一幕の演目「源氏物語」、とても良かった。
林真理子の「源氏がたり」から
六条御息所に扮した川井郁子が
オリジナル曲をバイオリンで演奏し、語る。

バイオリン弾きながら演じるって文字で見ると
なんだかちぐはぐなイメージになっちゃうけれど
川井郁子の語りの声も良くて
源氏に裏切られて生霊になってしまう六条御息所の哀れを
演じて美しかった。
打掛風のドレスの袖からバイオリンの弓が伸びた姿は
能「葵上」の舞台で鬼になった六条御息所が打杖を持つ姿にも似ていて
スクリーン越しのシルエットの演出も効果的でとても良かった。


第二部は楽曲演奏。

チャールダーシュ
ヴィヴァルディ「夏」第三楽章
ロミオとジュリエット
もののけ姫

<和楽器演奏>

荒城の月
赤い月
白鳥の湖
ミャークの風
時の彼方に


第一部のほうもそうだったけれど
洋楽器と和楽器が違和感なく溶け合っていて惹き込まれて聴いた。

荒城の月では和楽器の演奏が主で進んで
途中から川井郁子の演奏が入るのだけど
鳴っているのは彼女のバイオリン一台なのに
ものすごく何層にも重なった音が響いてきて
バイオリンという弦楽器凄いなぁと驚く。

やっぱり、クラシックな楽器の演奏を
ホールで聴きに行きたいなぁと思った。
和でも、洋でも。



川井郁子が
演奏の最後に大きく弓を振って円を描き曲を止めるところ
とてもカッコ良かった。






2026年3月22日日曜日

馬頭琴Live/声明コンサート

 



馬頭琴のヘッドの装飾。
凛々しい馬の顔。

先週は4弦のチェロの1弦減って3弦で
今日はさらに減って2弦。

たまに行くカフェでのライヴなので
今日も至近距離で弦の音と歌を聴く。







馬頭琴の音色、とても好きだな。
雑味のようなものがあるんだけど
それも一緒にふくよかに鳴っている感じ。

馬頭琴、また聴きたい。






3月はなぜかLive月間で
1日には声明のコンサートにも行ったのだった。




これもとても良かった。
もともと声明好きなんだけど
聴きに行く機会があまりみつからなくて
生声で聴くのは30年ぶりくらいかな?


声明は音源でも聴くけど
やっぱり実際に体感する声の波動はとても気持いい。

声明や馬頭琴の心地よさって
音のジャグジーみたいで
これを倍音って言うのかな?
よくわからないんだけど。


こういう歌や音楽が生まれる源流に近いものが好きだ。




思い返して
TheBirthdayのライヴとか、よく行けてたよなと思う。
とにかくチバの声が聴きたかったからなんだけど
正直ライヴ会場に身を置くのは苦痛だった。
こぶし振り上げて踊りまくってキャーって感覚ないんだもん。
ハイパーな状態になるのが苦手というか。
いや目の前にチバがいて声聞こえたらぎゃあとはなるけどさ。
早く終わんないかなとかチラと思ってた。

だからライヴはバンクロが好きだったな。
楽しめた。
ライヴ終わらないでほしいと思った。

チバの生声聴きたいなぁ。



2023年11月8日水曜日

Hermeto Pascoal 2023

 



2023.11.1
Hermeto Pascoal




1936年生まれ、87歳。南アメリカ大陸の東岸から太平洋を越える長いフライトに耐えて日本まで来てくれてありがとう。


4年前でさえすごいなぁと思ってたし、このあとコロナになって、ああもうあれが最後のパスコ爺さんだろうなぁと諦めてたので聴きに行けて良かった。
なんかもう生きながら妖精化してるね。音楽の現人神?




秋のおひとりさまホテル第2弾で、都内に2泊3日取ってる日程とたまたま被ったので、ライヴの後の余韻をゆっくり味わえた。ライヴの後、そこそこ混んで倦怠感に満ちた電車で郊外に向かうのも、ついつい明日の献立考えてしまい駅前のスーパー寄ってこうなんてなるのもイヤで。興醒めとはこれ。

今回は初日も友人と会う約束が入ってホテルの部屋でのんびりにはならなかったけど、滞在するというよりは拠点にして出かけるのが向いてるホテルだったのでちょうどよかった。



そうね。
ひとりの時間は、大切。


人生で悔やんでることって唯一、ちゃんと一人暮らしをしなかったことなんだよな。
25歳で実家を出て吉祥寺にアパート借りたんだけど。
家人がやっぱり吉祥寺に住んでて、結局私の部屋で一緒に暮らすようになってしまって。
まあ、それはそれでママゴトが楽しかったんだけど、それで結婚してしまったので「ひとり暮らし」の感覚がない。

静かにサビシクひとり暮らす歳月、味わい損ねたな。
贅沢言ってるけどさ。



2023年5月4日木曜日

青空にも似た空白

 





ほんとうならば今頃は関空からの飛行機が羽田に着いた頃、かな。

2日の午後に泉大津のホテルにチェックインして、3日の夕方まで初めての街をぶらぶら歩いてご飯食べて、18時にフェス会場に入り TheBirthday とフィッシュマンズを聴いて、3日チェックアウト後はさっさと東京へ戻る。そんな予定でいた。
コロナ以前だったら、街歩きを楽しんだんだけど。なんだか第9波が動き出してる感じだし、GWなうえに、いろいろ緩和に向かってるし飛行機も大阪の街も不安がぬぐえず、ぐずぐず悩んで。



チバの声が聴きたいだけの私には、フェスはもちろんだけどイベントの対バンとかメンド臭いし、気になる演者いても体力が保たないので基本は参加しないんだけど。フィッシュマンズのゲストボーカルがUA、ハナレグミ、そしてチバならこれは聴きたいなぁと思ったんだよね。
佐藤伸治の歌、チバの声はどんな風に鳴り渡るんだろうなぁと。



UAが歌う「頼りない天使」は大好きで。佐藤伸治の歌は、ほんとうに頼りない天使で、なんだか寂しくなっちゃうんだけど(それはそれで良いのだけど)、太母・UAが歌うと「天使は、いまきますって」がハレルヤ~♪な気配に満ちて聴こえる。生声をオープンエアで聴けるのいいなぁって思ったし、ハナレグミもきっと間違いないでしょ。
それで、チバユウスケだもん。なんてお得なフィッシュマンズ。タイムテーブルも続いてたから、待ちくたびれることなく3時間弱楽しめるかなって。

UAが「頼りない天使」、ハナレグミが「ナイトクルージング」、UA&ハナレグミで「WALKING IN THE RHYTHM」を歌ったらしい。
チバは「MELODY」を歌う予定だったって。聴きたかったなぁ。



出演取りやめになった荒吐や音魂には、チバユウスケの存在感が際立ってたみたいだ。
奈良美智がチバ声しばりのDJやったり、エルレが「涙がこぼれそう」をカバーしたり。
SNSにもレポートが溢れてた。フォローしてるひとがいっぱい現地に行ってたのでね。

私のタイムラインはひとときチバユウスケ祭りだった。
でもそこにチバはいない。

みんなのチバを思う気持が濃くて深くて、だからそこに型抜きしたようにくっきりとした空白が際立って。

元気に戻ってきて欲しいなぁ。
美しい5月の、青い空に、うん、本気で、祈って、いるよ。




2023年4月28日金曜日

向井秀徳アコースティック&エレクトリック

 



TOKYO春爛漫・有楽町I'M A SHOW



オープンしたばかりの新しい劇場でワンマン。
元映画館かな、傾斜のあるつくりで着席して見やすくて良かった。
いやぁ、もう座って聴けるの最高。
キャパ400、なんかちょうどいい。



セットリスト、SNSから拝借。

This is 向井秀徳、25回?(笑)
「はあとぶれいく」はアコースティックギターで。



向井さんのギターは気持が良い。
心にも鼓膜にも、体感も。
すこーしアルコールが入ったような加減で
ふんわり眠くなるんだよね。
なんでかな。
ZAZEN BOYSの時もそうだった。
あれはスタンディングだったのに。
なんでだろ。




2022年7月19日火曜日

豊洲Pit 20220710





ハルキ君のベースが鳴る。キュウちゃんのドラムがリズムを刻む。

ボトルシップにカモメ…

最初の最初の ボトル だけでチバの声に圧倒される。

この声が聴きたかった。  <息もできない>




チバのギター。そしてドラムに合わせて手拍子が沸く。

この曲もすっかり馴染んだなぁと思う。

夏になったらかき氷…

もう3度目の夏だ。  <オルゴール>




Onマイク ひさしぶりだね、東京。
Offマイク  ……あれ、そうでもねーか…?


着地点のないチバのMCを軽くいなしてハルキ君がリフを刻む。

ドラム、そしてフジケンのギターが鳴る直前のチバのシャウト。

いきなりのフレア。

はあぁぁぁ、いったいなんなんだろうこの声は。  <月光>




未完成の美学があって 言ってくれたお前だけが…

歌いだしと歌い終わりの詞。

強めのアウトロの途中で

足りないからこそ美しい…

すこし落とした声が楽器の奥から響いてくるエコーのように聴こえてきた。

ひとはこれを“間違った”という。

そして多分それが正しい。のかもしれない。

いやそんなこともない。

この日、彼はそこをもう一度歌いたかった。

言葉が洩れてしまう、そんな日だってある。

いいんだ、彼の詞なんだから。ライヴの醍醐味。  <ある朝>




間奏の途中。

チバが放ったピックがちいさな放物線を描く。  <ブラックバードカタルシス>




こういうリーディング寄りの曲はライヴがいい。

バンクロの<ピース>なんかもそうだけど。

チバの饒舌な肉声。  <ギムレット>





夏の豊洲ということで、“いつかのサマーナイト”を思い出すねぇ、、と。

伝説と化しているミッシェルのフジロックの話をそのひと言だけ。

四半世紀も前、ミッシェルも、チバも、フジロックも全く知らなかったのに。

チバのMCについてゆけちゃうし、映像浮かんじゃうって。

どんだけチバのお勉強してんだか。  <サマーナイト>















息もできない

ヒマワリ

オルゴール

月光

ある朝

ヘッドライト

ブラックバードカタルシス

ギムレット


en

サマーナイト

Oh! Baby!




2022年6月30日木曜日

MidnightBankrobbers 20220408

 


4月8日 MidnightBankrobbers ライヴ





キネマ倶楽部は2017年の旅人、2019年の折坂悠太で来ている。
もとがグランドキャバレーで昭和レトロな会場。バンクロのふたりにも似合いそうで楽しみだった。
2階バルコニーの指定席を申し込んだ。指定席なら開演ぎりぎりに入れば良いから、閉鎖空間で開演待ちするストレスがないし。「9番」というすごく良い席番引いた。バルコニー席のまんなか、最高の席。写真では遠く見えるけど、キャバレーの上客向けの席なのかひとり掛けのソファから見下ろすステージはかなり近くて。









セットリスト、どこにメモしたっけな。みつからない。
この日嬉しかったのは「シリウス」が聴けたこと。

イマイさんとだからROSSOの曲が演れる。生でこの曲が聴けるとは思ってなかった。ギター2本の「シリウス」も良かった。


ROSSOとThe Birthdayでギタリストだったイマイさんとヴォーカリストだったチバ。
バンクロでのふたりを見てると、イマイさんは歌が歌いたかったし、チバはギターが弾きたかったということなのかなぁと思う。

このギターデュオ、大好きだ。



ツアーの直後に配信されたライブ。

MIDNIGHT BANKROBBERS   フェスTV 音楽ライブ<前編>

MIDNIGHT BANKROBBERS   フェスTV 音楽ライブ<後編>