2026年1月31日土曜日

井上陽水&安全地帯コンサート

 



1986年・神宮球場




NHKオンデマンドで視聴。
ひさしぶりに井上陽水を聴いたけれど
やっぱり好きだな、この声。




安全地帯がバンドとして売れてた時だから 
前半が玉置浩二のソロ、続いて陽水のソロ 。
そして二人で共演するという構成。
「ワインレッドの心」はふたりともソロパートで歌ってるけど
陽水のほうが好きだ。
共演パートで歌った「夏の終わりのハーモニー」も
歌いだしが玉置浩二で、もちろんとても歌上手いんだけど
陽水が歌いだすとぞくぞくする。
ほんとにこのひとの、イカガワシイ声が堪らん。


ふたりで歌った「帰れない二人」、良かった。
あらためて聴くといい歌だね。
曲は清志郎。



「僕は君を」と言いかけた時
街の灯りが消えました

もう星は帰ろうとしてる
帰れないふたりを残して


街の灯りが消えました?
もう夜が明けようとしてるの?
このふたりは夜通し歩いていたんだねぇ。
なんて愛らしいふたりなんでしょ。
夜露は冷たくて声も震えてるのにねぇ。
もう、早う、温めあいなさーい(笑)

などと、無粋な感想を。



陽水の「GOLDEN BEST」聴こうと思ったら
あら、いまのPCに入れてないわ。
CDどこやったかな?
お引越し(2階から1階へ)して行方不明。

で、Amazon musicで聴く。
NHKオンデマンドもだけど
やっぱりこういうとき便利ね。
解約しようかと思ってたんだけど。


そういえば昨年の紅白歌合戦のプレイリストが
Amazon musicにあったので聴いてみたんだけど
なんかどれもこれも無理だった。
陽水聴きながら「古くならないなぁ」なんて思ったんだけど
紅白のに混ぜたら昭和懐メロカテゴリになっちゃうのかなぁ?
私の耳が令和の音にアップデートできてないのだろうな。
ま、いいけど。


2026年1月30日金曜日

「ババヤガの夜」

 




 ダガー賞を受賞した、と聞いて
へぇ、と思い図書館で予約していた。
思ったより早くに用意されて
旅行に持っていくのにちょうど良いかと
高松行きのバッグに入れて読んだ。

翻訳ミステリは
そんなにたくさん読んでるわけではないけれど
いま、ダガー賞の受賞作品のリストを眺めたら
1960年代以降の受賞作、ノミネート作は結構読んでいて
確かにミステリ史に残る名作ぞろい。

1964年の受賞作は
ギャビン・ライアル 「もっとも危険なゲーム」
ロス・マクドナルド 「さむけ」
を抑えて受賞してて。

え?すごい、なに知らない!
H・R・F・キーティング 「パーフェクト殺人」
読んでみようかなと思ったり。




で、「ババヤガの夜」なんですが
思いっきりネタバレになると思うので
スペース空けます。






















行きの飛行機とその晩ホテルでページ開いて
さくさくと読み終えました。

うん、まあ面白かった、です、かね。
暴力を描いてエンターティメントにしてる作風が
花村萬月を連想したりしたんだけど
暴力自体の描き方は花村萬月のほうが上かもな、などと。

主人公の女性ふたりの関係性とか面白いんだけど
ちょっとボリュームが足りない印象。
190ページだから、物足りない。
もっと描きこんだもの読んでみたいなぁと思えるのだけど
ああ、でもそっかこの設定だと
これ以上のボリューム無理なのかな、とも。

というのは、ここがネタバレになるんだけど
これ、叙述ミステリなのね。

お話の結末とかラストシーンとか触れなくとも
「叙述ミステリ」って言うだけで
未読のひとに殴られるよね(笑)


叙述ミステリは感想書けないのよねぇ(笑)

まあでも、この主人公・新道依子の
ちょっと得体のしれないキャラクターは魅力的だし
いっぽうの尚子お嬢さんとの逃避行の長い年月を
普通に書き込んで描き込んだものを
読んでみたいかもなぁと思ったりもしました。

叙述ミステリの違和感を流したいあまり
さくさくと書き進むしかなかったのだろうけど。


ちなみに叙述ミステリの場合
英語で彼とか彼女、どう使ってるのかな?
あと、名前の漢字の「読み」とかね。

英語版読んだ人いたら教えてください(笑)  







でもこれ叙述である必要あったのかな?
本格的な叙述ミステリというには
単なるミスリード程度のような気も?
しないでもない。



2026年1月26日月曜日

Tokyoの夜を歩く






ニール・ヤングの昔の曲を聴いていたら
ああ、これ聴きながら夜の街をほっつき歩きたいなぁ、と
なんともダルイ衝動に駆られて

もうお風呂入っちゃって
寝るだけって体勢でベッドに転がってたんだけど

午後11時をまわったとこだったけど
芝公園から3分ほどのホテルにいて
いま出ればまだ東京タワーは点灯してるな
どうしよう

馬鹿みたいだよな
この一曲聴くためにこんな夜中に出ていくなんて

一昨日、夜に友達と話しながら歩いてて
縁石につまずいて転びそうになって
「年寄り、夜中に外歩いちゃダメ」
なんて話してたのに

衝動に従うかオトナの判断をするか

なんて逡巡するのもどうかと思うくらい
どうでもいいような馬鹿みたいな想いなんだけど

そもそも自宅に居たら
郊外の住宅街を夜歩くために出ていくなんて
もっと馬鹿げてるし

つまりは
今夜ここにいることが酔狂そのものなんだから
もひとつ馬鹿々々しいことプラスするくらい
したほうが良い

まあ、着替えるのが面倒臭いってのが
ただひとつのハードルなわけだけど
幸運にも季節は真冬

寝巻の上にジーンズ履いて
コート羽織ればいいだけじゃん








思いだした
夜を歩くのが好きだった
夜更かしでもなく夜遊びでもなく
夜を静かに生きてる感覚、ずっと好きだった

オトナになると
やらなくなること、いっぱいある
衝動のそのほとんどは
一瞬の火花のようなもので
そこからどこへも燃え広がらないってわかってしまったから

くだらないことはしないの
オトナだから

だから
くだらないことしたらいいじゃん
今夜はそういう夜だよ


ニール・ヤングの声を聴きながら歩いた

人通りの途絶えた日比谷通り
暗く沈むクスノキの並木道
夜空とビルの灰色のグラデーション
消灯30分まえの東京タワー

東京の夜は
あんがい清潔だな








2026年1月16日金曜日

なにもない

 





とくにない 望みなどない わたし 期待せずに歩く

とくにない 願いなどない わたし 身を任せてる


藤井風「特にない」








こころが凪ぎすぎて

無、です。

特にないどころか

なにもない、です。



涅槃入りしちゃってますか、わたし?



さらさらと流れ落ちる砂時計を

飽きずながめて

かろうじて生きてるのがわかるくらいの

そんな日々です。