6月23日
ナミアゲハの産卵。
毎年、庭のレモンの種を採って
小さな鉢いっぱいに蒔いておく。
こんもりと芽吹いたレモンが可愛らしいので。
ナミアゲハはこの瑞々しいレモンの葉を
目敏く見つけて卵を産みに来る。
軒下に伸ばしたチョウセンゴミシの
ネットの内側に置いた小さな鉢をよくみつけるねといつも感心する。
他に大きな柑橘が何本もあるのに。
まあ、柔らかい新葉はたぶん美味しいのだろうね。
前は卵を捨てたり、クソムシを大きな木の葉に移したりもしたけど
最近は、ナミアゲハの保育園にしている。
7月10日
産卵から18日。
クソムシはもっといっぱいいたのだけど
終齢幼虫のモスラはこの日4匹。
翌日にはいなくなっていて
蛹になりに旅だったか、鳥にやられたかなと思っていた。
7月11日
保育園が終了した翌日。
庭の散水栓の柱にモスラが一匹。
え?ここで蛹化するの?
水遣りの時、ホースをぶつけたりしないように
気をつけなきゃいけないじゃない。
でも、羽化までの様子を見られるのは幸運よね。
たぶん保育園にいたコだと思うけど
直線距離では2メートルほどだけど
レモンの鉢から鉢棚~濡縁~縁柱を伝って地面に降りて
庭の通路を横断してこの水栓の柱によく辿り着いたね。
ここを目指したわけじゃないだろうけど
なかなかに長い困難な旅路だったろうね。
たまに庭で蛹を見つけるけれど
レモンやキンカン、ミカンの木からは
とても離れたところでみつかるので
ここまで、よくまあ、って毎回感心してるよ。
7月12日
蛹のポーズ。
ここで蛹化するって決めたんだね。
7月13日
2日かけて蛹に。
7月21日
蛹化から8日。
熟してきた。
羽化まで10日から2週間というし
羽化前には黒っぽくなるらしいから
もう少しかな。
…と思っていたら。
7月25日
寄生蜂にやられてた。
寄生蜂は若い蛹のうちに卵を産み付けるらしいから
13日にはもう寄生されていたのかな。
写真には残ってないけど
毎日反対側からも見てて
でも気がつかなかったな。
気がついても、どうしようもないんだけど。
保育園で育ったほかのモスラはどうしたろう。
1匹くらい、蝶になれたかな。
ちいさなイモムシだけど厳しい世界を生きぬいてる。
保育園のレモンも逞しくて
丸坊主になったところからまた葉を出して復活してきてるから
また産卵に来てくれたら歓迎するよ。

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