階下のひと宛てに東京都から家計の足しにと送られてきた。
お米30㎏か、お米15㎏+野菜か選択肢があって、うちは5㎏買えばふた月くらいはもってしまうので、15㎏と生野菜を希望して申し込んだ。でもその組み合わせは人気らしく、お米と下茹で野菜パックのセットで送られてきた。
カレーシチュー・肉じゃが用に人参ジャガイモ玉ねぎがパックになってるやつ。
それと同じ野菜を細かく切ったミネストローネ用、各3個。
こういうパックを使ったことなかったのだけど、これでカレー作ったらめっちゃくちゃ手間省けて楽ちんだった。お家カレーだから豚の薄切り肉使えば煮込む時間も要らないし、あっけにとられるくらいの時短。
ジャガイモの味とかどうなんだろうと思ったけど美味しかったし。
お家カレーなんて簡単料理の代表みたいなもんだけど、さらに簡単になるんだとちょっと目からウロコ気分。
野菜の皮を剥いて、料理にあわせて切り分けるって、案外手間だったんだな。
そういえば、ジャガイモってでこぼこしてるし皮剥くのちょっとメンドクサイね。芽かきしたり。人参なんかは皮剥かないでOKだから切るだけだけど。
それでも料理って、鍋に火が入ってしまえば時間勝負でゴールは見えるわけだけど、下拵えっていうのが一番地味で手間なんだなと、いまさら実感。
ニンニクや生姜もチューブのものがあれだけ棚にいっぱい並んでるのもそういうことね。
働いて子育て真っ最中のお母さんにはお助け食材だよね。
包丁覚束ない高齢世帯とかも。
スーパー行って同じもの見てみたら1パック310円。
うちのカレー用の鍋でいつもの分量作ると3パック使っちゃったので基本野菜の材料費で1,000円弱はどうなんだろうな、人参ジャガイモ玉ネギは常備野菜だし、よっぽど緊急で仕込まなきゃなんねーってことでもなきゃ(ないなそんなこと)買わないだろうけど。
野菜切るのってメンド―だったんだぁ、と変なこと実感してしまったわ。
あと台所の時短ということでいうとキッチングッズって充実してるのね。
私が持ってるのって、おろし器とピーラーくらいで。
ピーラーもアスパラの袴取るのに便利よ~と友達に聞いて使い始めたくらいでそれが15年くらい前だから台所歴考えたら遅いよな。
小学5年くらいから台所はやってるんだけど、プロの包丁使いの父の手を真似してやってきたから、なんでもかんでも包丁だったのね。
アメリカの料理番組とか見てると、ひとつの作業ごとにキッチングッズがあったりして、なるほど便利とはその瞬間は思うけど、その便利って年に何回あるかな?って感じでモノが増えるのもな。たぶん引き出しの中で忘れられて錆びるのが関の山だし。
そういえば去年、冷蔵庫買い替えの時に台所の片付けしてたら、開かずの引き出しから茹で卵を輪切りにする道具でてきて。あのワイヤーが何本か張ってあるヤツ。それと、エッグスタンドに立てて専用のナイフ?みたようなので花形に切る道具。昭和の食卓はなんでこんなに茹で卵の細工に一生懸命だったんだろ?
The昭和の台所っぽくて懐かしかった。捨てたけど(笑)
包丁使うのは嫌いじゃないし(千切りとかするの楽しい)、隠居で時間はたっぷりあるのでしばらくは時短便利グッズなしでやろうかな。
しかし、こういう普通の人は知ってる使ってる当たり前を素通りする事多いような気もするな私。 ま、いいけど。