シダーローズ。
ヒマラヤスギのマツボックリが
種を飛ばした後に残す花。
11月の雑木林の足もとでよく見つける。
今年は
枝ごと落ちていた青い球果を見つけて
拾って帰ったのが、10月23日。
これは借り物の写真。
球果の写真撮っておくの忘れた。
まだ固く閉じて松脂も滲んでいた。
青々としたシダーウッドの香りがした。
大好きな匂い。
10月29日
乾燥して球果の付け根から開き始める。
11月6日
すべて開いている。
イメージ通りのマツボックリ。
11月18日
そして崩壊。
サクサクのパイ生地を何層にも重ねた
ミルフィーユのよう。
香ばしい色味。
崩壊して種を飛ばし根元に花を落とす。
種には薄い羽がついていて
くるくる回りながら落下する。
樹高50メートルにもなるヒマラヤスギの梢から
降ってくるのを見てみたい。
そのうち
どこか高いところから
そっと飛ばしてみるつもり。
1枚目の写真の奥にあるのは
球果の芯で、種を飛ばした後
樹上に残るので
若い球果を手に入れてなければ
見られなかったね。
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