
イマイさんとだからROSSOの曲が演れる。生でこの曲が聴けるとは思ってなかった。ギター2本の「シリウス」も良かった。
ツアーの直後に配信されたライブ。
MIDNIGHT BANKROBBERS フェスTV 音楽ライブ<前編>
MIDNIGHT BANKROBBERS フェスTV 音楽ライブ<後編>
イマイさんとだからROSSOの曲が演れる。生でこの曲が聴けるとは思ってなかった。ギター2本の「シリウス」も良かった。
ツアーの直後に配信されたライブ。
MIDNIGHT BANKROBBERS フェスTV 音楽ライブ<前編>
MIDNIGHT BANKROBBERS フェスTV 音楽ライブ<後編>
買い物をして住宅街を歩いていたら、路地の奥に素敵な庭をみつけた。
梅の木と、右はホオノキかな?その下に青いアジサイ。奥には柘榴がたくさん花をつけていた。そしていちめんのヒメジョオン。
ここを素敵な庭と思うのは私が通りすがりだからで、隣家のひとが見たら放棄されて荒れた庭ということなんだろうけど。
この“庭”の敷地内に建っているお家は空き家になっているようだった。駅から数分のところでけっこうな広さがあるからすぐにこの庭も消し去られてしまいそうだけど、旗竿地なので住人が去った後しばし生き延びているのかもしれない。
初夏で植物の生命力がもっとも旺盛な時期というのもあるけれど、人の手を離れた植物というのは凶暴なほど荒々しい。ちょっと圧倒される。庭を庭として、植物が野生を目覚めさせる手前で手懐けるって大変なんだなぁと思う。
ここ、いつまであるだろう。また覗きに行きたいけど、ちょっとどきどきする。20年後の私の庭の運命を見るようで。
うっかりした。
ゴム長を買った。レインブーツとかコジャレたんじゃなくて、農作業用ゴム長靴。北海道民御用達のミツウマ。がしがし歩ける。
雨の日に雑木林を歩きたかった。
初夏の雑木林は虫が生まれる時期で、ちいさな毛虫がブナの木からぷらーんとぶらさがって降りてきてたりするので油断できないのだけれど、レインジャケットにゴム長、傘の雨装備だと安心して歩ける。傘は透明ビニール傘。頭上のカエデやサルスベリの雨に濡れた葉を眺められるし、ニシキギやエゴノキの枝を傘でかき分けて歩ける。
大きなバラ園が有名な植物園なんだけれど、いつも、ああ、咲いてるなぁと横眼で見ながら雑木林に入ってしまう。この日は誰もいなかったのでぐるっと周ってみたのだけど、整然と並んだ苗木は“展示品”という感じで、ぜんぜん心が動かない。花は綺麗なんだけどね。
フランス式庭園ってどこが面白いんだろう?幾何学的に管理されているところ?
直線的に刈り込まれた柘植やイチイの枝の隙間から、手懐けられない蔓性の植物が這い出してきていた。日本の植物は生命力強くて植相も濃いからフランス式の管理は無理かもね。浸食されて廃墟感、敗北感が漂ってた。
降ったりやんだりの火曜日は雑木林を歩くのにちょうどよい雨だった。
とにかくいろんな花の匂い、葉や樹皮の匂いが雨の匂いと混じって満ち満ちていた。呼吸することが快感。
わさわさ伸びて鬱陶しいし、なんだか枝毛もできてるし、切っちゃおうかなぁ。夏だし、短く。よし!と思い定めて美容院へ行き、家へ帰る道すがら、あぁ切らなきゃよかったかなぁ、切りすぎたよなぁ、早く伸びないかなぁ、、、とすこしばかり哀しい気持ちになってる、、、という。庭のモミジの話ね。
剪定から4日経って、ようやく見慣れてきて、うん、まあいいか、カッコいいじゃないとなってきた。それが今。
玄関の前がめっちゃ明るい。
これから夏に向かうしもうすこし木陰があっても良かったなぁとも思うけれど、頭頂部の瘤を伐って枝を抜いて、それにバランス合わせたのでまあ仕方ない。
ああ、スカスカになっちゃったなぁというのを「すっきりしましたねぇ」と言ったんだけど、「秋までに伸びてくるからね」と親方に慰められた? ははは、バレてる(笑)
*
庭師さん、木登り上手い。
三本立ちのモミジの、左右2本の幹に両足をかけてすすすっと登っていった。
ずっと見ていたかったけど、樹上の作業の気を散らしてはいけないと部屋に戻る。ときどきベランダの鉢植えをいじるふりして覗くと、樹冠の真ん中に頭を出してチョキチョキ。ああ、そうそう、その場所からの眺めが見たいんだぁ。いいなぁ。
この日はずうっと鋼の剪定鋏の音が鳴っていた。小気味いい粋な音。大好きな音。
Film | LOST MIND | L.A. Contemporary Dance x Sara Silkin
https://www.youtube.com/watch?v=9CLl3EafSHc
Je te laisserai des mots <Moonset>
https://www.youtube.com/watch?v=mcdO9UP0hp8
Lighthouse <Blue Roar>
https://www.youtube.com/watch?v=R23bifAbWWs
Cinematic Orchestra feat. Patrick Watson - To Build A Home (Live) <Flow>
https://www.youtube.com/watch?v=bjjc59FgUpg
Patrick Watson - Here Comes The River (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=A5nb3zOciTU
Broken (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=kdjELYZ5GbQ
渋谷の路上ライブは2010年。
コロナ前、311前。これがまた日常になる日はあるのかな?
Patrick Watson / Beijing<路上ライブ映像>
https://www.youtube.com/watch?v=6j8GEEXA7u4
Patrick Watson / Travelling Salesman<路上ライブ映像>
https://www.youtube.com/watch?v=4wnXEeQjI3s
そこで私は「樹の顔色を見て、どこまで強く剪定できるのかを判断しているので大丈夫です」と続けます。しかし、自宅の庭をたまに手入れしている経験しかないならばわかりにくいでしょう。なので「もし夏に強い剪定を必要としましたら、必ず造園屋さんに頼んでくださいね」と申し添えます。
「剪定で最も重要なのは、その個体がどの程度まで枝葉を失っても耐えられるか」を見極められるかどうかだから。 親方、どうぞよろしくお願いします。
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二階堂さんが育成管理を担当している植物園は、国立科学博物館筑波実験植物園。
2時間ちょっとで行けるんだな。よし♪
芍薬を一輪買う。
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牡丹は、一気に、そして豪快に散る。
芍薬は、最後までしがみつきながら、少しずつ散る。
芍薬の散るのを見たいと思った。
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芍薬を咲かすために、ということでメモをもらった。
余分な蜜を拭き取るとか、つぼみをほぐすとか。エロティックすぎないか?
立てば芍薬、座れば牡丹……うーん、さすが妍を競う豪奢な花の筆頭。お手入れ。必要なのね、切り花なのに。なんというか後宮感?花街感?堅気の花じゃない感がすごい(笑)
*
愛らしいまあるい蕾が、刻々とほどけてゆくのはドキドキするものがある。翌朝のほころぶ姿はさぞかしベッピンさんになるやろなぁ(なぜかなんちゃって京ことば 笑)と思わせるウブな艶やかさだし。
しかし、植物というより動物っぽいんだけど?
*
散るのを待っている。
血圧があがらない。
土曜日。
朝起きて頭がふわぁっとしている。気分は悪くないので動き出せばクリアになるだろうと支度をして外出する。ふあふあしたまんまで、人混みを歩ける気がしない。用を済ませて帰宅。血圧計ったら、90ー50。外出て動いてるのに血圧これ?意識ふわんふわんするよね。
高血圧ほど緊急性もないので低血圧の数字って定義もないみたいだし、90ー50なら正常血圧のギリ範囲内だけど。
血圧計って横になったらそのまま眠ってしまった。疲れてたわけでも寝不足なわけでもないのに、意識薄れるみたいに。
前の日、金曜日。
午後、地下で仕事していたら急に頭が重くなった。脳に真綿が詰まったみたいな感じ。しばらくして外周りから帰ってきた同僚が大荒れの天気を教えてくれた。雷、土砂降り。仕事終わって地下からあがったら、青空。 なるほど。
*
もうね、ほんと「圧」に弱くなった。外圧にはやられっぱなし。内なる圧は一向にあげられない。本当に体質変わったんだなと思う。40代のうちは、天気で体調左右されるなんてことなかった。結構ニブイので、自覚できなかっただけかもしれないけど、自覚せずに済むくらいにはカラダの内側にエネルギーが満ちてたんだな。
空気の抜けてきた風船みたいになってるのかな。高く浮かび上がることはできなくなって、せいぜいヒトの背の高さくらいをふらふらする程度。
*
この体質は、父から受け継いでるんだなぁと思う。
父も血圧あがらない質で、晩年はほんとふらふらしてた。骨組みがしっかりしていると褒められる(?)人体標本向けの骨格も父からもらってるし。
最期はやっぱり癌かなぁ。
それはそれで良いので、やっぱりこれからの10年、好きに生きよう。たぶん2、3年で10年過ぎ去ると思うので。
好きに生きようというよりは、嫌なことからは逃げまくろうって感じかもしれないけど。
台北で暮らすフリーライターの「ぼく」は、数十年に一度と言われる竹の開花を見るために陽明山に登るが、その日から睡眠のリズムに異常が起きていることに気づく。睡眠の異常に悩む「ぼく」の意識は、やがて太平洋戦争末期に神奈川県の高座海軍工廠に少年工として十三歳で渡り、日本軍の戦闘機製造に従事した父・三郎の人生を追憶していく。戦後の三郎は、海軍工廠で働いた影響から難聴を患いながらも、台北に建設された中華商場で修理工として寡黙に生活を送っていた。中華商場での思い出やそこでの父の姿を振り返りながら「ぼく」は睡眠の異常の原因を探るために日本へ行くことを決意し、沈黙の下に埋もれた三郎の過去を掘り起こしていく。三郎が暮らした海軍工廠の宿舎には、勤労動員された平岡君(三島由紀夫)もいて、三郎たちにギリシア神話や自作の物語を話して聞かせるなど兄のように慕われていたが、やがて彼らは玉音放送を聴くことになるのだった――。 白水社HPより