2022年6月20日月曜日

梅仕事








よく熟れた南高梅。
毎年同じこと言ってしまうけど。
ほんとうにうっとりする良い匂い。




 

うっかりした。

梅500g・烏龍茶500ml・甜菜糖300gで覚えてて。
梅、ひと袋1Kgじゃん。お茶は鍋に梅がかぶるくらいに入れてるから問題ないんだけど砂糖、足りなかった。
シロップの方はさっぱりで飲めるし、料理に使えるからいいけど。
梅の実、すこし梅のエグ味がきついのは砂糖少ないせい?崩してジャムにしちゃおうか。

次は間違えないように。
でもコワいくらいの砂糖の量だから倍量じゃなくてもいいかな。



梅の匂いって、嫋やかに強い。
買ってきたその夜。
水に浸けておいた翌日の夜。
鍋で火を入れた昨日。
ずうっと匂っている。

ガラスの密閉容器に入れてる冷蔵庫でさえ扉をあけると匂う。



雨の日に植物園の梅園を歩いた時。
もう実も採りそこなったものがいくつか落ちてるだけだったんだけど、歩いてるだけで食べたことのあるお菓子の味が口の中に蘇ってきた。
なんだっけ、これはナニかを食べた時に口に広がる匂いなんだよなぁ、と梅林を抜けながら考えてて。

そうそう、茨城のお菓子「水戸の梅」の白餡と求肥の匂いなのだった。
餡を包んである梅漬けの紫蘇の香りではなくて、餡と梅の混じった匂い。
もう15年かそれ以上口にしていない、父の郷里のお菓子の味。

これほど確実に味覚と思い出に浸透する梅の匂い、すごいな。





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