2026年5月15日金曜日

グリーンナンバー

 


青と白と緑。




高校生を乗せたマイクロバスの事故で思いだしたことを。



一昨年、Hの施設入所の時に一番困ったのが、施設に送る“足”をどうしようかということだった。

うちは車を持ってない。
東京に住んでいると必要がまったくなくて。最寄り駅もバス亭も徒歩5分だし、時刻表見なくてもすぐ来るし。小さい子供がいるでもないので車必須の生活してなかった。タクシーもよく使う。車を持って支払うローンや税金、保険代、ガソリン代、考えたら月に何回かタクシー使っても安いくらいと思う。運転手付きだし。出先で駐車場探すストレスもない。

なので車なくても不自由はないんだけど、さすがに東京から県をまたいで移動するのに、さてどうしようとなった。長距離で頼めるタクシーもあるかなと思ったのだけど、これが案外見つからなくて。結構やきもきした。


普段使っているタクシー会社に相談してみたんだけど往復200キロは受けられないとのことで。調べたらメーター倒しての賃走ではなく、貸し切りという業態があることが分かって、それを探したのだけれど都内23区には頼める大手タクシー会社があるんだけど、多摩地区は営業範囲外ということで頼めず。え~、2キロ東に進めば営業エリアなのに~と思ったけどタクシーの乗車地点に関しては厳密に決められてるらしく、住所のある営業エリアの会社探すしかないようだった。

でね、多摩地区に貸し切りタクシーがなかなか見つからなくて。

ネットでいろいろ検索して、「旅〇便」というサービスが見つかった。
運転手を手配し、自家用車またはレンタカーでの送迎サービスを提供しますということだった。
問い合わせて何度かやり取りして、見積もりだしてもらったら5万程度で、利用は首都圏どこからでも大丈夫という事だった。
とりあえず車で送る手段は見つかってほっとしたのだけれど、いわゆるタクシー・ハイヤーなどの「旅客運送業」ではないようだったのがすこし気になっていた。

引き続き多摩地区で使える「貸し切りタクシー」はないものかと探しながら、この業者の口コミを見たりしていた。どこのサイトだったかもうわからないけれど、「問題なく利用できたし」「安くあがって良かった」という肯定的な評価の中に「白タク グレーゾーン」という書き込みがあってそれを見て不安になった。

見積もりの内訳はこんな感じで。

〈運転手〉   込み
〈レンタカー代〉込み
〈燃料代〉      込み
〈ETC代〉      込み
〈運転手交通費〉込み

レンタカーだから、当然白ナンバーなわけだし。
プロドライバーを手配しますという事ではあるけど、信頼しちゃっていいのかなとか。
初めて知る業種?、サービス?、会社だし不安はぬぐえなかった。
もちろんどこに頼んでもドライバーさんは当日初めて会う人なわけだけど、やっぱりグリーンナンバーのほうが、万が一事故があった時の対応が違うだろうし、旅客運送業者の看板あるほうが安心感はある。

なので、どうしても貸し切りタクシーが見つからなかった時の最終手段ということで依頼はぎりぎりまでペンディングしてた。

多摩地区のタクシー会社、バス会社をいろいろ当たって、長距離タクシーのサービスやってるとこあった!と思って問い合わせたら八王子市内限定だったりして、東京にいて、なんでこんなサービスが見つけられないんだろうと頭抱えてた。探し方間違えてる?でもなぁ???って。

で、検索先を変えて、旅行代理店で手配できないかと思って探したら、地元と言っていい場所にあるちいさな旅行代理店が貸し切りタクシーのサービスをしてるのがみつかった。
大手はそういうサービスどこもやってなかった。


   *


みんな自家用車くらい所有してるのかな。まあ、免許持ってればレンタカーとかでもありだしな。あ、私は免許持ってるけど、輝かしきゴールドカードなので私が運転していくなんて論外。レンタカー屋でアクセルブレーキ踏み間違えてぶつけかねない。家人は免許持ってないし。
前は、父の知り合いのタクシードライバーさんにアルバイト的にお願いして長距離走ってもらったことも何度かあって、某企業の会長の専属運転手を長くされてた方で、とてもスムースな運転で接遇もスマートで安心だったんだけど、この件でお電話したら80歳になったんで免許返納しましたと仰ってた。最後までご立派ですね。


   *


旅行代理店は近かったので店舗に出向いて相談して、契約した。
バス会社で持っているアルファードを「ジャンボタクシー」として貸し切り利用するものでもちろんグリーンナンバー。運転手はバス会社の所属ドライバー。安心感が段違い。
料金も7万台で納得できる値段だったし。

入所日も決まって、移動をどうしたらって、気持的に結構追い詰められてたので藁をもつかむ気持で「旅〇便」に決めてしまわなくて良かった。

高校生のマイクロバス事故で思いだして、この日記書くのに「旅〇便」のHP見てみたんだけど、たぶんこの事故を意識したんだろう案内が増えていた。
「旅客運送に該当するご利用や、学校・団体・長距離移動など安全管理上の確認が必要な案件については、許可を受けたハイヤー・貸切バス事業者による運行をご案内します」とかね。2年前はこんな文言はなかった。
旅客運送に該当する利用って、該当しない利用って、どんななんだろう?
マイクロバス事故でも、その辺で学校と鉄道会社で言い分違ってるのかもね。
まさしく「白タク グレーゾーン」だし。

「旅〇便」もまだ営業続いてるみたいだし、運転頼みたい需要はあるんだろうし、安心で使い勝手のいいサービスとして整備されたら良いとは思う。
でも今回の事故のニュース見ながら、諦めないでグリーンナンバー探したのは正解だったなぁと思った。偉かった、ワタシ!と褒めておこう(笑)



追記:いろいろ思いだしたのでメモ

・自宅から成田・羽田・TDRまでの「定額サービス」は結構あった。
・それ以外の目的地だと観光プラン的なものがあった。
・利用目的と距離、時間などで具体的な相談したんだけど
 結局、営業区域の問題がネックだった。

・いま「多摩地区 貸し切りタクシー」で検索したら
 武蔵モビリティサービス というのがヒット。日の丸リムジングループ。
 7,500円/1hでチャーターできる。営業エリアもOK。
 これ!これ2年前にやっててほしかった~! ブックマークした。
 



0 件のコメント:

コメントを投稿