2026年1月26日月曜日

Tokyoの夜を歩く






ニール・ヤングの昔の曲を聴いていたら
ああ、これ聴きながら夜の街をほっつき歩きたいなぁ、と
なんともダルイ衝動に駆られて

もうお風呂入っちゃって
寝るだけって体勢でベッドに転がってたんだけど

午後11時をまわったとこだったけど
芝公園から3分ほどのホテルにいて
いま出ればまだ東京タワーは点灯してるな
どうしよう

馬鹿みたいだよな
この一曲聴くためにこんな夜中に出ていくなんて

一昨日、夜に友達と話しながら歩いてて
縁石につまずいて転びそうになって
「年寄り、夜中に外歩いちゃダメ」
なんて話してたのに

衝動に従うかオトナの判断をするか

なんて逡巡するのもどうかと思うくらい
どうでもいいような馬鹿みたいな想いなんだけど

そもそも自宅に居たら
郊外の住宅街を夜歩くために出ていくなんて
もっと馬鹿げてるし

つまりは
今夜ここにいることが酔狂そのものなんだから
もひとつ馬鹿々々しいことプラスするくらい
したほうが良い

まあ、着替えるのが面倒臭いってのが
ただひとつのハードルなわけだけど
幸運にも季節は真冬

寝巻の上にジーンズ履いて
コート羽織ればいいだけじゃん








思いだした
夜を歩くのが好きだった
夜更かしでもなく夜遊びでもなく
夜を静かに生きてる感覚、ずっと好きだった

オトナになると
やらなくなること、いっぱいある
衝動のそのほとんどは
一瞬の火花のようなもので
そこからどこへも燃え広がらないってわかってしまったから

くだらないことはしないの
オトナだから

だから
くだらないことしたらいいじゃん
今夜はそういう夜だよ


ニール・ヤングの声を聴きながら歩いた

人通りの途絶えた日比谷通り
暗く沈むクスノキの並木道
夜空とビルの灰色のグラデーション
消灯30分まえの東京タワー

東京の夜は
あんがい清潔だな








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