ダガー賞を受賞した、と聞いて
へぇ、と思い図書館で予約していた。
思ったより早くに用意されて
旅行に持っていくのにちょうど良いかと
高松行きのバッグに入れて読んだ。
翻訳ミステリは
そんなにたくさん読んでるわけではないけれど
いま、ダガー賞の受賞作品のリストを眺めたら
1960年代以降の受賞作、ノミネート作は結構読んでいて
確かにミステリ史に残る名作ぞろい。
1964年の受賞作は
ギャビン・ライアル 「もっとも危険なゲーム」
ロス・マクドナルド 「さむけ」
を抑えて受賞してて。
え?すごい、なに知らない!
H・R・F・キーティング 「パーフェクト殺人」
読んでみようかなと思ったり。
で、「ババヤガの夜」なんですが
思いっきりネタバレになると思うので
スペース空けます。
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行きの飛行機とその晩ホテルでページ開いて
さくさくと読み終えました。
うん、まあ面白かった、です、かね。
暴力を描いてエンターティメントにしてる作風が
花村萬月を連想したりしたんだけど
暴力自体の描き方は花村萬月のほうが上かもな、などと。
主人公の女性ふたりの関係性とか面白いんだけど
ちょっとボリュームが足りない印象。
190ページだから、物足りない。
もっと描きこんだもの読んでみたいなぁと思えるのだけど
ああ、でもそっかこの設定だと
これ以上のボリューム無理なのかな、とも。
というのは、ここがネタバレになるんだけど
これ、叙述ミステリなのね。
お話の結末とかラストシーンとか触れなくとも
「叙述ミステリ」って言うだけで
未読のひとに殴られるよね(笑)
叙述ミステリは感想書けないのよねぇ(笑)
まあでも、この主人公・新道依子の
ちょっと得体のしれないキャラクターは魅力的だし
いっぽうの尚子お嬢さんとの逃避行の長い年月を
普通に書き込んで描き込んだものを
読んでみたいかもなぁと思ったりもしました。
叙述ミステリの違和感を流したいあまり
さくさくと書き進むしかなかったのだろうけど。
ちなみに叙述ミステリの場合
英語で彼とか彼女、どう使ってるのかな?
あと、名前の漢字の「読み」とかね。
英語版読んだ人いたら教えてください(笑)
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でもこれ叙述である必要あったのかな?
本格的な叙述ミステリというには
単なるミスリード程度のような気も?
しないでもない。

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