2026年1月30日金曜日

「ババヤガの夜」

 




 ダガー賞を受賞した、と聞いて
へぇ、と思い図書館で予約していた。
思ったより早くに用意されて
旅行に持っていくのにちょうど良いかと
高松行きのバッグに入れて読んだ。

翻訳ミステリは
そんなにたくさん読んでるわけではないけれど
いま、ダガー賞の受賞作品のリストを眺めたら
1960年代以降の受賞作、ノミネート作は結構読んでいて
確かにミステリ史に残る名作ぞろい。

1964年の受賞作は
ギャビン・ライアル 「もっとも危険なゲーム」
ロス・マクドナルド 「さむけ」
を抑えて受賞してて。

え?すごい、なに知らない!
H・R・F・キーティング 「パーフェクト殺人」
読んでみようかなと思ったり。




で、「ババヤガの夜」なんですが
思いっきりネタバレになると思うので
スペース空けます。






















行きの飛行機とその晩ホテルでページ開いて
さくさくと読み終えました。

うん、まあ面白かった、です、かね。
暴力を描いてエンターティメントにしてる作風が
花村萬月を連想したりしたんだけど
暴力自体の描き方は花村萬月のほうが上かもな、などと。

主人公の女性ふたりの関係性とか面白いんだけど
ちょっとボリュームが足りない印象。
190ページだから、物足りない。
もっと描きこんだもの読んでみたいなぁと思えるのだけど
ああ、でもそっかこの設定だと
これ以上のボリューム無理なのかな、とも。

というのは、ここがネタバレになるんだけど
これ、叙述ミステリなのね。

お話の結末とかラストシーンとか触れなくとも
「叙述ミステリ」って言うだけで
未読のひとに殴られるよね(笑)


叙述ミステリは感想書けないのよねぇ(笑)

まあでも、この主人公・新道依子の
ちょっと得体のしれないキャラクターは魅力的だし
いっぽうの尚子お嬢さんとの逃避行の長い年月を
普通に書き込んで描き込んだものを
読んでみたいかもなぁと思ったりもしました。

叙述ミステリの違和感を流したいあまり
さくさくと書き進むしかなかったのだろうけど。


ちなみに叙述ミステリの場合
英語で彼とか彼女、どう使ってるのかな?
あと、名前の漢字の「読み」とかね。

英語版読んだ人いたら教えてください(笑)  







でもこれ叙述である必要あったのかな?
本格的な叙述ミステリというには
単なるミスリード程度のような気も?
しないでもない。



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