1980年
ジョン・カサヴェテス監督・脚本
ジーナ・ローランズ主演
タバコが様になる。
80年代、いまみるとエレガントに見える。
マフィアのボスの元情婦だけど。
だから?
スマホを取り出してカメラを向けるくらいの
カジュアルさで銃を構える。
話の展開はわかって観てるのに、前半1時間、緊張感あるなぁ。
ジーナ・ローランズを見てるだけでもいい。
おでこの皺がいい。睨みつける目がいい。
ガキ連れでとりあえず逃げようって時にナイトガウンをバッグに詰めるのがいい。
昔の男に会いに行くタクシーの中で髪を手櫛で整えるとか、いい。
銃とタバコとハイヒール。
銃とタバコとハイヒール。
「レオン」「ジョン・ブック」「依頼人」とか同様モチーフの映画、どれも面白く観たけどやっぱりこれがオリジンだよね。
*
ニューヨーク舞台の映画だと、だいたい遠景のカットがはいるもんだけど、ここにもツインタワーが聳えていて。グロリアからの20年、またさらに20年とか、ふっと考えちゃう。良いのか悪いのか。意味もないんだけど。
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