映画の冒頭、私はいつも集中できなくてなかなか物語に入ってゆけないんだけど。
ヴァイオリンの弦の音が飛んできてそのまますとんと作品のなかにワープした。
部類のMLBファンのイツアーク・パールマンが弾く「私を野球に連れてって」
TwitterのTLに流れてくる Asian Documentaries がずっと気になってたのをとりあえずお試しで契約してみて観た最初の作品。
音楽は良いね。ほんとに。
特にクラシックな楽器の音が全編に流れていれば、もうそれだけで豊かな時間と思える。
*
イスラエルの工房を訪ねてそこで見せられたヴァイオリン。
修理のため表板を外すと、そこにハーケンクロイツと「ハイル・ヒトラー 1936年」の文字が。WWⅡ以前に作られたもので所有者はドイツにいたユダヤ人。戦時中に楽器を知り合いのドイツ人に預けたのだろう、と。そのドイツ人が表板を開け落書きし、持ち主のユダヤ人は知らずに生涯それを弾き続けていたらしい。
…というエピソード。疲れる。
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