「チャーハンと肉団子が食べたいっ!」となることがある。
吉祥寺に住んでた頃には発作に襲われたら有無を言わさず街へ出て食べに行けた。
美味しいチャーハンと美味しい肉団子が両方食べられるお店が二軒あった。
しっとり系チャーハンと酸味強めの餡のかかった肉団子を出すお店と、ぱらっと系チャーハンに歯ごたえを感じるくらいにしっかり揚げた肉団子のお店と。
中華の肉団子って、美味しいよねぇ。
生まれて初めて食べた肉団子も覚えてるんだ。
父のお店があった商店街の並びの中華屋だった。父に連れられて行って肉団子が出てきた。
肉団子だけってことはないだろうから、ほかにもテーブルに並んだんだろうけど、記憶にあるのは肉団子だけ。二段に盛られた艶やかに光る黒い肉団子。甘じょっぱい餡の美味しさとかたぶんそこで初めて認識したと思う。固めに揚げたミンチ団子の食感とか肉感とか。上に乗ってるネギは白髪ネギというんだって言うのを知ったのはきっともっと後だと思うけど。
でも、私の肉団子はこれに極まるな。
グリーンピースとかが餡に絡んでちゃダメ。白髪ネギ。団子の色は黒。黒くなるまで揚げて欲しい。外側は固く、中は柔らかく。
ああ、食べたい。
こういう肉団子食べられる中華屋ってありそうでないんだよね、いま。
出前もやってくれるような町中華のお店だとメニューに見かけないし、高級中華の炒飯と肉団子は食べたいものとちょっと違うし。
吉祥寺にあったお店は、黒服着たマネージャーがいるけど庶民的な中華飯店。
サンロードと元町通りの角にあったお店の名前は思い出せないけど「○○茶館」とかだったかなぁ。井之頭通りに面したお店は「五十番」だった。覚えてる。
ブログもあったわー。
最強のスーラータン麺(笑)
なにしろチャーハンと肉団子しか食べなかったのでスーラータン麵は知らないけど、誰かの舌の思い出に残ってるのね。2005年くらいに閉店してるのか。そっか、もう20年は前の話か。茶館の方はもっと前に閉店してるからなぁ。
そうだ、茶館のほうは小燕というちいさなお店を駅ビルに出していて、そこで中国粥と餃子のセットを食べたなぁ。ここの餃子は美味しくて、生餃子も売っていたので仕事帰りに買って帰って家で焼いたりしてたっけ。小燕ももうない。
チャーハンも肉団子も餃子も粥も美味しいよねぇ。
やっぱり中華料理って美味しい。
ああ、チャーハンと肉団子食べたーい!
今日は食べたい発作に襲われて。で、写真のチャーハンなんだけど、写真のチャーハンの話になかなか辿り着かない(笑)