2015年に出た「償いの報酬」を最後に
マット・スカダーの長編はもう読めないかもしれないと
ローレンス・ブロックの年齢を数えながら思ってた。
まさか「自伝」が刊行されるとは!
「短編回廊」では自作を収録せず
書いてももうストーリーがどこにも着地できないと言って
ぼやいていたブロックさんだったけれど
こんな仕掛けをもってくるとは。
スカダー・シリーズは全編通じて
マットの語りに苦い味わいがあってそこが好きだったので
最後に読めて良かった。
シリーズをちゃんと閉じるところ
さすがMWAのグランドマスター。
*
ちゃんと目を通したんですか編集さん?と思うくらい
校正モレがたくさんあって、ちょっとイラっとした。
二見書房、大丈夫なのかなぁ。
ご無沙汰しちゃいました。これ、私も買おうと思いつつ、まだ買っていないんですが。やっぱり買わなきゃね。
返信削除最近の翻訳ミステリは校閲が無い作品が多くて、悲しくなります。それだけ売れていないからなんだろうけれど。入手不能になる前に買っておかなきゃ。
いらっしゃいませ、うふふん💗💗←??
削除>それだけ売れてないから
そっかぁ、つぎの版では直っててほしいなぁと思ったけれど、もしかしたら初版売り切れないかもしれないよねぇ。
それにしても初歩的な見落としで、残念な感じでした。
スカダーの物語はちゃんと堪能できたけどね。
うふふふん💗←??
うふふん💓 えへへ。
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