2024年6月1日土曜日

ムクドリ と シジュウカラ




6月か。




そろそろ巣立ちなのかなぁ
と思ったムクドリは
その後も鳴き続けていた。

それから2週間。
今朝はメシくれジャジャジャが、ない。

巣立ったみたいだね。
だけど
隣の屋根の上でヒナっぽい鳴き声が聞こえる。
メシくれジャジャジャではないけれど
親を呼んでる感じの黄色い声。

どこ~?
と覗いてたら、雨樋のあたりに親が来て
ギャーと鳴く。
エサは咥えてないし、巣には近寄らない。
自力で飛んでついてくるよう促してるのかな。
黄色い声のボリュームが上がる(うるさい)

メシくれジャジャジャに比べれば
静かなもんだけど
巣から出たのにおんなじとこにずっといると
カラスに襲われたりするんじゃないかと
ちょっと心配。





数日前。
ベランダにシジュウカラが来た。
モミジの木やベランダの手摺あたりでは見るけど
ベランダの床にまで降りてくるのは
珍しいなと思って見ると。

おーまいがー!!

3年目の実生レモンの鉢にとまってる!
あ!!っと思ったら
丸々と育ったミドリモスラを咥えてドヤ顔。

このレモンの鉢はここ数年
ナミアゲハの産卵用に置いてるようなもので
アゲハが飛ぶようになって
卵が着いた時から
なんとなく楽しみに眺めてきた。

齢違いで育っていて
順調にミドリモスラになった2匹のうちの
そろそろ蛹化しにどこかへ旅立つかもなぁ~
と思ってた大きいモスラが餌食になった。

シジュウカラの捕食の様子を
逐一目撃した。
なかなか、ワイルドで
“小鳥”とか可愛くイメージしてても
野生とはこういうもんだよね、うんそうだよね(しおしお)
となるような光景でしたわ。

シジュウカラが飛び去った後すぐ外に出て
鉢を確認するともう1匹、小さいモスラが
レモンの葉の裏にじっと隠れて無事だった。

ここに置いておかないほうが良いよね~と
私の部屋の硝子戸のすぐ外
アジサイの陰になる場所に移動させた。
素通し硝子で人影もあるし
元の場所から3メートルくらい離れてるし
手摺側からは見えないと思うし
大丈夫かな。

と思ったら、甘かった。

部屋に戻って網戸締めて坐ったところで
レモンの鉢にシジュウカラ襲撃。
完全にレモンの若木を
そこにモスラがいるってことを
把握して記憶してたみたいな
迷いのない動き。

2匹目のモスラも捕獲されてしまいました。
私のやってること見てたのかもしれない、ホントに。
恐るべしシジュウカラ。
鳥類の捕食能力、素晴らしいです。

いままで何匹もモスラがベランダで育って
いつのまにかいなくなってて
ああ、食べられちゃったかなって思ったりしたし
考えてみればこういうことなんだけど
目の当たりにすると、驚く。

どこかでシジュウカラのヒナが育ってるんでしょう。




在りし日のモスラ&クソムシ。




ムクドリの鳴き声も聞こえなくなった。




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