秋晴れ散歩の金曜日。
飲み物を買おうとコンビニに入ったら
「手紙」が流れてた。
アンジェラ・アキじゃなくて
由紀さおりでもなくて
THE BLUE HEARTSね。
レジ待ちのときにあっと思って
そしたらちょうど間奏になってさ
リコーダーの音が鼻の奥に刺さってしまった。
それから3日ほど経つんだけど
気が付くと鼻から「手紙」が流れ出してる。
リコーダーの音色って14歳でしょ?
リコーダー、全然上手に吹けなかったし
学校で吹かされたのは小学生だったと思うけど。
「手紙」どっかの学校でリコーダー合奏とかやってそうだよね。
THE BLUE HEARTSの
というよりマーシーの曲なんだけど
「1000のバイオリン」や「青空」も
リコーダーに似合うよね。
お隣の子が日曜の夕方かなんかに
家で練習してるのが
洩れ聞こえてきたりしたら
おばちゃん、泣くわねぇ。
「手紙」ではないけど
前に吉祥寺を歩いていて
校門から出てきた女子中学の生徒たち3人ぐらいが
歌っている声をすれ違いざまに聞いてしまって
そのあまりのキレイさにほんとに嗚咽しそうになったことある。
歌っていたのはなんだったろう
たぶん、当時のはやり歌だったと思うけど。
なんなんだろう
この初老を撃ち抜く凶器のようなキレイさは。
リコーダーやら素の歌声やら
どうにも“14歳的なもの”に弱いんだよなぁ。
でもってマーシーの歌うこの14歳はなんなのって思う。
感情揺さぶられて、もうね笑っちゃうくらいです。
これは30年くらい前の音源で
これが「手紙」のベストとは思わないけど
マーシーの割れたり掠れたり
張り上げた声の音程が揺れるとこまでが愛おしい。
吊り橋効果?(←違うか?
でもそろそろ
流れ出る「手紙」を止めたい。
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