2022年12月6日火曜日

GOLDEN WET FINGERS / イマイさん




チバが言う。
「取り返しがつかないっていうかさ そういうのを楽しんでる」
予定調和じゃないバンド。

Golden Wet Fingers。

このドキュメントの中で
イマイさんが達也さんが、そしてチバが
すごく楽しそうだった。

G がなる、W われる、F 吹っ飛ぶ
そんなハチャメチャなチバがまた観たいと思う。




GWFのライヴをこのDVDでやっと観られた。

「バンクロに達也さんをゲストにお呼びして」
で演れるようなバンドじゃなかった。





「赤い季節」でGWFを演ったのが2012年。
16年にアルバムだして休止。
チバは5年ほどTheBirthdayと平行してやってたんだね。

Come Together や Blood and Love Circus の頃。

全然違うバンド。
まあ、似たようなのやっても仕方ないけど。

イマイさんがバスデ抜けた後も、ふたりは途切れず一緒に演ってた。





イマイさんの存在って大きいなぁ。

ROSSO
バンクロ
TheBirthday
GWF

チバと常に一緒にいる。




TheBirthday がチバの“光”のステージだとしたら
“陰”のステージ。
ネガティヴな意味ではなく。

大きな樹が枝葉繁らせるのに
その何倍かの質量の根が必要なのと同じ。
イマイさんと鳴らすロックが
チバの土台を肥沃なものにしているのかな、と思う。

ミッシェルの後、イマイさんが必要だった。






必要とか言うと依存してるみたいだけど
そうじゃなくて。

チバに限らずずば抜けた才能には
それに見合う出会いが
当たり前のようにあるものなのだなぁと
感嘆すること多いのだけど、そういう意味で。

チバがチバでいることを
ロックの神様に許されてるんだな、とか。
話がでかくなったけど。




イマイさんといる時のチバは良いなぁと思う。
なんだか、和む。私が。

イマイさんが声にだして呼ぶ
「チバくん」
の音がとても好き。



そういえばバンクロでステージにいる時

「イマイさん、バンド辞めたんだよ」
「バンド抜けたけどな」

とかMCでよく言う。
イマイさんは華麗にスルーする。

そう軽く言える関係性なんだなと聞いてて面白い。


TheBirthdayのニュースレターで
SOBのツアーやんないの?
と振られたチバが言ってた。

「それは、考えたら演者はTheBirthday になる」
「プラス……プラスαで…それはTheBirthday だろ?って…」


ここにもイマイさんの、名前は出さないけど存在がある。


チバと出たラジオ番組でTOSHI-LOWが
酔っ払ったチバとイマイさんの会話を暴露して

「でもチバ君は僕のこと絶対嫌いにならないって知ってるからね」

と言ってたと。
なにこの関係性?ってひっくりかえりそうになったわ
と話してたんだけど
それを聞いたチバは
高らかな笑い声をあげてた。

チバとイマイさん、ふたりの関係性。
ほんと、なに?

イマイさんの声でこのセリフを想像するだけで
ふつふつと笑いがこぼれる。








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