2024年2月18日日曜日

青い森に降る雪は

 






青森県立美術館には行ってみたいなぁと思ってた。
奈良美智の「あおもり犬」を見たいと。
真冬に雪帽子を被ったあおもり犬をぼぉっと眺めてたいと思ったのだけど、その雪ゆえになかなか遠いなぁとも。

その青森で奈良さんの個展が開かれているのを高橋茅香子さんのコラムで知って、なぜか衝動的に強く行きたいと思ってしまったのだよね。コロナ禍以来、飛行機・新幹線のリスクが怖くて遠出する気にはなれなかったんだけど。
でも、行きたい!と強く思う気持がひさしぶりで、それが嬉しくてその衝動に従った。




青森は雪に埋もれてはいなかった。
あおもり犬も雪帽子被ってなかった。





美術館の白い建物が降りしきる雪に溶けて、あおもり犬も森の子も半分雪に埋もれて眠ってるんだろうな、いやそれこそが観たいのよと意気込み先行し過ぎました。

雪降ってなかったので市内は歩きやすくて助かったけれども、北国って雪があるから美しく見えるんだなぁと、東京からの観光旅行者の私は無責任にがっかりしたりするわけでした。
そして、そんな私は青い森の雪に、翌日仕返しされることになりました。

予約していた羽田行きの飛行機、欠航になった。

夕方降り出した雪が勢いを増して、まず羽田からの到着便が上空待機になり、その便の折り返しに乗るはずの私は空港でなすすべなくアナウンスを待つしかなく。
昨日一昨日、青空が広がって厚いコートを脱いで汗ばみながら頬に受ける涼風が気持よかったりという小春日和だったのに、見る見るうちに滑走路に雪が積もり、フル稼働で走り回る空港除雪車の苦闘も虚しく到着便は降り立つ大地を失い羽田へ引き返し。

雪、すごかった。除雪車が除けた雪の何倍もの雪が空から落ちてくるんだもん。ほんとに果てしない雪の量。
雪国で暮らす人はひと冬こうやって雪を相手にしてるんだな…。雪なくてがっかりとか思ってごめんなさい。

航空券を翌日午後便に振り替えてもらって、さてホテル探し。
県庁所在地で良かった。ホテルはいっぱいある。
21時まわってホテル確保できなかったらさすがに泣くけど。
あれ、でもスマホ以前はこういう時どうしてたんだろう?空港内の旅行案内所とか開けてたのかな?

そういえば今は空港で夜明かしして振り替え便を待つとかできないらしい。
震災後に保安上の理由で禁止になったとか。(まえはできたってのも知らなかったけど)

飛行機欠航になりました、帰宅一日遅れますとLINEして、あ、そしたら明日もう一回あの美味しいホタテバター焼き定食食べられるな、、となんか嬉しいw
翌日出勤とかの予定のない隠居はこういうとき強いな。



そうそう、ほんとにホタテ、美味しかった。








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