2025年6月18日水曜日

天文薄明





6月17日、19時23分の小待宵草。
どこにもピントが合ってない。





この日の日没は18時59分。
日暮れて、こんなにも美しい空。


日没の後
上空の大気が太陽光を散乱して光っている状態が日暮れ。
ちゃんと定義があるんだね。

「戸外での作業が差し支えない」
「宵の明星が見える」
「航海する船の上で水平線が確認できる」
という明るさの空。

かなりファジーな定義ではあるけど(笑)




この日の暮れ終わりは19時37分。

だけどそのあと20時48分まで天文薄明と呼ぶ薄明りの空になるのだって。
夏至の頃の、長いながい夕暮れ。



何時何分まで切って表示されてるわりには
観測者の視力にも拠るでしょ?と思わなくもないけど
宇宙のスケールをヒトの時間で測ろうと頑張ってきた天文学者たちの
生真面目さが“いとをかし”と思う。







大きな水の流れの上にある空が美しくて
“歩く”は続いています。




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