2023年12月28日木曜日

もういない。

 




歌は聴けるし
動画見て可愛くて笑ったりもする
親交のあった人たちの語る言葉も読む。

…のだけど
生没年の表記や享年という単語、追悼という言葉を心が拒否する。

誰かが書いてたけど
「死んでるのが似合わない」からなんだと思う。
こんな中途半端に逝っちゃうタイプ?

腑に落ちないのよ。






リアリティがなくてね。
実感なんて湧きようがない。

にもかかわらず
ダッタラ ワタシ ワ ナニ オ ナイテンノ?






しょんぼりして
時々メソメソしているジブンもまた
腑に落ちない。






10月にルード・ギャラリーでやっていた
チバの展示を観に行きたいと思ったのは
その時は口にできない予感があったから、かな。


4月末の病気療養に入るお知らせのあと
夏が過ぎて秋の気配が濃くなっても
何も動きがなくて。
5か月経ってもお知らせできるような
状況じゃないってことは
最初のワンクールの結果が
芳しくないのかもしれないと思った。


チバの歌以外のイベント関連には
あまり興味がなくて
足を向けたことないんだけど
チバのマイクを間近に見る機会は
もしかしたら、もう…
そんな風に思えて。

だからこの時は
見に行きたいのに気が進まなくて
(見たからなんだっていうの)

行きたくないのに行きたくて
(行ったからなんだっていうの)

友達につき合ってもらって行った。





チバのマイクのある
同じフロアに立って
チバの背の高さを自分の視線で測った。



私が知る
チバユウスケの唯一のリアル。





このマイクの前に立つひとは
もういない。






2023年12月27日水曜日

「枯れ葉」

 




フィンランドは
国民の幸福度が世界一の国
なのだった?

福祉が充実していても
日々を 生きている というだけでは
シアワセではないかもしれない。




みんな、あまり表情がない。
にこりともしない無表情。
でも、そうだよなと思う。

みんな、そんな喜怒哀楽全開で生きてないよね。
ハリウッドのミュージカル映画なんかの対極よね。
登場人物みんな通常モードのリアリティ。
言葉も少ない。
そりゃそうよね。

みんな幸福な国の楚々とした孤独を暮らしてる。

少ないセリフを補うみたいに
たくさんの歌が流れて
歌詞がそれぞれのシーンの
天の声のように降りてくる。

BGMとして流れているのではなく
ラジオやカラオケ、バンドのライヴだから
登場人物はそれを聞いているわけで
がっかりしたり身につまされたり
もしかしたら気まずかったり
してるかも。
表情ないからわからないけど、たぶん。

歌が姿のない登場人物みたいで
ひっそりとオカシミを感じてしまう。

もう一度かかってた音楽聴きたいな。
パンフレットに載ってたかな。
パンフって買ったことないんだけど。



熱い恋、狂おしい愛
ではなくて
朝方の湯たんぽの
あるかなきかの
体温プラス3℃
そのくらいの愛のおはなし、かな?




新宿シネマカリテ



2023年12月26日火曜日

「夜明けを待つ」

 




別れ際はたいてい

またね

と言う。


再会を疑うことはないから。

いまは。


いつか

また、はないかもしれないと

予感しながら

別れる日もくるのだろうか。

その時には

さよなら、ではなく

楽しかった

とだけ言って手を振ろう。




2023年12月22日金曜日

ワクチン5回目 / 墨繪

 



一年ほど空いたけど
5回目のワクチンを打ってきた。
ノババックスが打てるというので都庁へ。

今年はインフルエンザ・ワクチンも
10月末、早めに打った。





センタービルの「墨繪」でランチ。
めずらしく並んでなくて
すぐお席ご用意できますとのことだったので
真鯛のポアレ。
前菜の4点小鉢も美味しかったな。
写真撮り忘れた。




食後の珈琲は
ゆっくりしたかったので
野村ビルに移動してPaul Bassett。
オレンジの風味のチョコレートケーキが
美味しかった。


西新宿はひとの流れがゆるやかだし
空間が広いのでよい。
ちょっと腰を下ろすベンチやパティオもあるしね。



2023年12月14日木曜日

1968.7.10-2023.11.26

 




チバユウスケって
死んじゃったりするのかぁ。






いまは
なんだかとても
しょんぼりしている。