歌は聴けるし
動画見て可愛くて笑ったりもする
親交のあった人たちの語る言葉も読む。
…のだけど
生没年の表記や享年という単語、追悼という言葉を心が拒否する。
誰かが書いてたけど
「死んでるのが似合わない」からなんだと思う。
こんな中途半端に逝っちゃうタイプ?
腑に落ちないのよ。
*
リアリティがなくてね。
実感なんて湧きようがない。
にもかかわらず
ダッタラ ワタシ ワ ナニ オ ナイテンノ?
*
しょんぼりして
時々メソメソしているジブンもまた
腑に落ちない。
*
10月にルード・ギャラリーでやっていた
チバの展示を観に行きたいと思ったのは
その時は口にできない予感があったから、かな。
4月末の病気療養に入るお知らせのあと
夏が過ぎて秋の気配が濃くなっても
何も動きがなくて。
5か月経ってもお知らせできるような
状況じゃないってことは
最初のワンクールの結果が
芳しくないのかもしれないと思った。
チバの歌以外のイベント関連には
あまり興味がなくて
足を向けたことないんだけど
チバのマイクを間近に見る機会は
もしかしたら、もう…
そんな風に思えて。
だからこの時は
見に行きたいのに気が進まなくて
(見たからなんだっていうの)
行きたくないのに行きたくて
(行ったからなんだっていうの)
友達につき合ってもらって行った。
*
チバのマイクのある
同じフロアに立って
チバの背の高さを自分の視線で測った。
私が知る
チバユウスケの唯一のリアル。
*
このマイクの前に立つひとは
もういない。